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InstalledSoftwareSet
インストールされたソフトウェアのセットを表します。インストールされたアプリケーションを一意に識別するために使用される「key」はプラットフォームに固有ですが、多くの場合、アプリケーション名の簡略名か一意の数値です。
Windowsでは、このkeyは「FogBugz Screenshot_is1」のように読んで意味のわかる形式か、
「{90110409-6000-11D3-8CFE-0150048383C9}」のようなGUIDです。これらの値は、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstallのサブキーで確認できます。
Linuxでは、このkeyはRPMパッケージ名であり、次のコマンドを入力すると表示されます。
rpm -qa --qf "%{NAME}\n"
Solarisでは、このkeyはパッケージ名であり、「pkginfo」コマンドを入力すると表示されます。
タグ属性
次に示すXML属性はタグ自体の属性であり、変更監視が有効になっているコンピュータの属性ではありません。
属性 | 説明 | 必須 | 初期設定値 | 設定できる値 |
onChange | リアルタイムで監視するかどうかを示します。 | いいえ | false | true、false |
エンティティセットの属性
次に示すエンティティの属性は、変更監視ルールによって監視可能な属性です。エンティティの属性の有無は、プラットフォームとアプリケーション自体の両方に依存します。インストールプログラムが、すべての属性の値を設定する必要はありません。
- Manufacturer: アプリケーションの発行元または製造元
- Name: アプリケーションのフレンドリ名または表示名。Linuxでは使用できません。
- InstalledDate: インストールの日付。これは通常、YYYY-MM-DD [HH:MM:SS], ]として返されますが、Windowsの多くのインストーラは日付文字列を別の方法でフォーマットします。この形式は保証されません。(AIX.)では使用できません。
- InstallLocation: アプリケーションがインストールされるディレクトリ。(WindowsおよびSolarisでのみ利用可能です)
- Parent: パッチおよびアップデートの場合、このアイテムの親のkey名を示します。(Windowsでのみ利用可能です。)
- Size: 利用可能な場合、アプリケーションの推定サイズ。Windowsでは、この属性は「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\*」の下の「EstimatedSize」レジストリ値から読み込まれます。その場所の値はKB単位で表されるため、Agentでは1024を掛けてから値を返します。すべてのWindowsアプリケーションで、レジストリのEstimatedSizeフィールドに値が設定されるわけではありません。(AIX.)では使用できません。
- Version: インストールされたアプリケーションのバージョン。Windowsでは、これは「DisplayVersion」レジストリ値に基づいています。
簡略記法による属性
次に、エンティティの簡略記法による属性と、解釈される属性を示します。
- STANDARD: InstalledDate、Name、Version
「key」の意味
keyは、インストールされたソフトウェアの名前です。階層型のキーではないため、**パターンは適用できません。Windowsでは、多くの場合、このkeyはGUIDです (特に、Windowsインストーラ (別名MSI) を使用してインストールされたソフトウェアの場合)。GUIDではなく表示名に基づいてincludeまたはexcludeを実行する必要がある場合は、name="XXX"機能を使用します。
次の例では、新しいソフトウェアの追加および削除を監視します。
<InstalledSoftwareSet>
<include key="*"/>
<attributes/>
</InstalledSoftwareSet>
サブエレメント
- Include
- Exclude
これらのエレメントに指定できる属性とサブエレメントの「include」と「exclude」の概要は、変更監視 rules languagesを参照してください。ここでは、このエンティティセットクラスに関連するincludeおよびexcludeに固有の情報のみを記載します。
InstalledSoftwareSetsのincludeおよびexcludeに固有の属性
name (Windowsのみ)
エンティティの「name」属性であるアプリケーション表示名に対して、?および*を使用するワイルドカード照合を実行できます。たとえば、次のとおりです。
<InstalledSoftwareSet>
<include name="Microsoft*"/>
<InstalledSoftwareSet>
コントロールパネルに表示される表示名が、「Microsoft」で始まるインストール済みアプリケーションすべてに一致します。
manufacturer
アプリケーションの発行元または製造元に対して、?および*を使用するワイルドカード照合を実行できます。たとえば、次のとおりです。
<InstalledSoftwareSet>
<include manufacturer="* Company "/>
<InstalledSoftwareSet>
マニファクチャが「 Company 」で終了するインストール済みアプリケーションすべてに一致します。