Relayグループの表示

各RelayはRelayグループに属しています (単独のRelayで構成されるグループもあります)。(個々のRelayではなく) Relayグループは、冗長性を確保するためにAgentとApplianceに割り当てられているので、いずれかのRelayがオフラインになった場合でも、グループ内の別のRelayがアップデートを提供できます。初期設定では、新規に作成されたRelayはすべて「初期設定のRelayグループ」に割り当てられます。AgentとApplianceがセキュリティアップデートとソフトウェアをダウンロードできるように、Deep Security環境内には、少なくとも1つのRelayグループを設定することをお勧めします。ただし、パフォーマンスを最適化するには、通常、2つ以上のRelayが必要になります。サイジングについては、Relayの仕組みを参照してください。

アップデートは同じ地域のRelayグループから (可能な場合は同じローカルネットワークのRelayグループから) Agentにダウンロードすることをお勧めします。これを実行するには、Relayグループの配置を階層構造内で調整します。Relayグループを使用して高速で安定したアップデートを保証するを参照してください。

[管理]→[アップデート]→[Relayグループ] で、次の操作を実行できます。

  • 新しいRelayグループを作成する ()
  • Relay グループを削除する
  • Relayグループのプロパティを表示する ()

Relayグループのプロパティ

一般

一般情報: Relayグループの名前と説明。

セキュリティアップデート: このRelayグループがセキュリティアップデートをどこからダウンロードして配布するかを指定します。[セキュリティアップデート元] (初期設定のRelayグループの場合は必ずこちらを選択) または親Relayグループのいずれかを選択します。

初期設定のRelayグループでは、[管理]→[システム設定]→[アップデート] で定義されているセキュリティアップデート元が常に使用されます。通常はTrend Micro Active Updateサーバが使用されますが、セキュリティアップデートをローカルミラーからダウンロードするように設定することもできます。

プロキシ: Relayがセキュリティアップデート元にアクセスする際に使用するプロキシサーバを指定します (プロキシサーバがある場合のみ)。

セキュリティアップデート元を使用するようにRelayグループが設定されている場合、Relayはこのプロキシを使用します。このRelayグループが別のRelayグループからセキュリティアップデートをダウンロードするように設定されている場合、親Relayグループに接続できないためにセキュリティアップデート元への接続が試みられた場合を除き、Relayはこのプロキシを使用しません

Deep Security Agent 10.0 以前では、プロキシからRelayへの接続はサポートされていませんでした。プロキシが原因でルールセットダウンロードに失敗した場合、およびAgentがRelayまたはManagerにアクセスするためのプロキシを必要とする場合は、次のいずれかを実行する必要があります。

メンバー: グループに属しているRelay。

割り当て対象

このタブには、このRelayグループを使用してソフトウェアとセキュリティアップデートをダウンロードするコンピュータが表示されます。