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Deep Securityのリリースライフサイクルとサポートポリシー

Deep Securityのリリースには2種類あります。

  • 長期間サポート (LTS) リリース: Deep SecurityのLTSリリースは毎年公開されます。これには新機能、既存の機能の強化、およびバグフィックスが含まれます。LTSリリースでは、下記のLTSリリースのサポート期間およびアップグレードの推奨事項で説明するように、長期間のサポートが提供されます。LTSリリースが一般公開されると、LTSリリースに対するアップデートは、修正と細かい機能強化のみに限定されます。LTSリリースの例: Deep Security 10.0、Deep Security 11.0、Deep Security 12.0
  • Feature Release (FR): Feature Releaseでは、年間を通じて継続的にリリースされる新機能をいち早く利用できます。つまり、Feature Releaseでは、Deep Securityの次のLTSリリースを待たなくても、新機能をすぐに利用できます。Feature Releaseの機能は蓄積され、最終的には次のLTSリリースにまとめられます。FRは、下記のFeature Releaseのサポート期間およびアップグレードの推奨事項で説明するように、LTSリリースよりもはるかに頻繁にリリースされますが、サポート期間は短くなります。

LTSリリースは、環境への新機能の導入をより厳密に管理したいお客様やサポートを長期間受けることを希望するお客様に適しています。

Feature Releaseは、使用可能になった機能をすぐに利用したいお客様や、Deep Securityを定期的にアップグレードしてFeature Releaseの短いサポート期間に対応できるお客様に適しています。

どちらの種類のリリースを選択する場合も、Agentを定期的にアップグレードすることをお勧めします。新しいバージョンのAgentでは、追加のセキュリティ機能と保護、より高い品質、パフォーマンスの向上、および各プラットフォームの新しいバージョンとの連携を保つためのアップデートが提供されます。

LTSリリースのサポート期間およびアップグレードの推奨事項

コンポーネント アップグレードのベストプラクティス サポート
Deep Security Manager 年に1回以上のアップグレード。 3年間の標準サポート、5年間の延長サポート
Deep Security Agent 少なくとも2年ごとのアップグレード。 LTS Agentでは、2つ前までのメジャーリリースからのアップグレード (Deep Security Agent 10.0からDeep Security Agent 12 LTSへのアップグレードなど) をサポートします。 サポートされているリリースを使用し続けるためと、1回のアップグレードで最新のソフトウェアにアップグレードできるようにするために、定期的なアップグレートを計画してください。 3年間の標準サポート、5年間の延長サポート
Deep Security Agent (古いリリースのAgentがそのプラットフォームの「最新」のAgentであるプラットフォーム) プラットフォームでサポートされているのが、古いリリースのDeep Security Agentのみである場合 (たとえば、Windows 2000では9.6のAgent、Red Hat Enterprise Linux 5では10.0のAgent)、そのプラットフォームの最新のAgentを使用し、アップデートがリリースされたらアップグレードしてください。 各プラットフォームでサポートされるAgentのバージョンの詳細については、Deep Security Agentのプラットフォームを参照してください。 プラットフォームに固有
Deep Security Relay Deep Security Relayは、Relay機能を有効にしたDeep Security Agentです。Agentのアップグレードの推奨事項とサポートポリシーがRelayにも適用されます。 Agentと同じ
Deep Security Virtual Appliance Deep Security Virtual Applianceのアップグレードの「Applianceのサポート期間およびアップグレードの推奨事項」を参照してください。  

サポート終了製品のリストを公開しています。

Feature Releaseのサポート期間およびアップグレードの推奨事項

すべてのアップデートは定期的に予定されているFeature Releaseで提供されます。Feature Releaseは「Deep Security Software」ページ (英語版) の [Feature Releases] タブから取得できます。

コンポーネント アップグレードのベストプラクティス サポート
Deep Security Manager 年に1回以上のアップグレード。 18か月間*
Deep Security Agent 年に1回以上のアップグレード。 アップグレードは、機能のリリースから18か月間サポートされます。サポートされているリリースを使用し続けるためと、1回のアップグレードで最新のソフトウェアにアップグレードできるようにするために、定期的なアップグレートを計画してください。 18か月間*
Deep Security Relay Deep Security Relayは、Relay機能を有効にしたDeep Security Agentです。Agentのアップグレードの推奨事項とサポートポリシーがRelayにも適用されます。 Agentと同じ
Deep Security Virtual Appliance Deep Security Virtual Applianceのアップグレードの「Applianceのサポート期間およびアップグレードの推奨事項」を参照してください。  

* Deep Securityチームでは、新しいAgentを使用するのに最小限必要なDeep Security Managerのバージョンを変更しないように努めていますが、一部の新しいAgentではManagerのアップグレードが必要な場合があります。

18か月を超えるFRでサポートケースを作成するお客様は、サポートが提供される前にサポート期間内のFRにアップグレードする必要があります。

サポートサービス

次の表に、Deep SecurityのLTSリリースおよびFRリリースのライフサイクル中に利用可能なサポート項目を示します。

サポート項目 LTS - 標準サポート LTS - 延長サポート FR(1) 配信メカニズム
新機能    
  • 新規FR
小規模な機能強化 (中心機能の変更なし)  
  • LTSアップデート
  • 新規FR
Linuxカーネルのアップデート 要求に応じて提供
  • Linuxカーネルサポートパッケージ (LKP)
一般的なバグフィックス  
  • LTSアップデート
  • 新規FR
重要なバグフィックス (システムクラッシュやハング、または主要機能の喪失)
  • LTSアップデートまたはHotFix
  • 新規FR
重大かつ高度な脆弱性の修正
  • LTSアップデートまたはHotFix
  • 新規FR
中程度および軽微な脆弱性の修正  
  • LTSアップデート
  • 新規FR
不正プログラム対策パターンのアップデート
  • アップデートサーバ
侵入防御システムルール、変更監視ルール、およびセキュリティログ監視ルールのアップデート
  • アップデートサーバ
新しいバージョンのサポート対象オペレーティングシステムにおけるAgentとDeep Security Managerのサポート  
  • LTSアップデート
  • 新規FR

(1) Deep Security 12 Feature Releaseから開始します。既存のDS 10.xおよびDS 11.xのFeature Releaseのサポートステートメントに変更はありません。これらのリリースのサポートポリシーのステートメントについては、DS 10.xおよびDS 11.xのドキュメントを参照してください。

Agentプラットフォームサポートポリシー

Deep Security Agentソフトウェアは、前述のとおり年に数回リリースされます。Agentプラットフォーム (OS) は、以下のポリシーに従ってサポートされています。トレンドマイクロでは、お客様が特定のプラットフォームを長期にわたって使い続けなければならないケースがあることを認識しています。そのような場合には、このポリシーを参照して将来を見据えたDeep Securityのインストールを行ってください。

  • Deep Security Agentのプラットフォーム」に示されているように、Agentは広範なプラットフォームでサポートされています。
  • Agentソフトウェアの各リリースにおけるサポート期間は、上記の表で説明しています。たとえば、AgentのLTSリリース (10.0、11.0など) に関しては、3年間の標準サポートと5年間の延長サポートが提供されます。特定のOSプラットフォームを長期にわたって利用する場合は、Agentソフトウェアを定期的にアップグレードして、特定のDeep Securityソフトウェアリリースのサポートライフサイクルから外れないように計画を立てる必要があります。特定のプラットフォームで古いAgentが推奨されている場合、そのAgentはソリューション全体の一部と見なされ、そのソリューション全体のサポート期間が適用されます。詳細については、以下の各項目を参照してください。
  • 各プラットフォームのサポート期間は、少なくともOSベンダによる延長サポートの終了日まで継続されます。トレンドマイクロでは、重要性に応じて、この終了日を大幅に超える長期サポートを提供する場合があります。
  • OSベンダから提供される最新のパフォーマンスアップデートおよびセキュリティアップデートを常に適用できるように、トレンドマイクロでは、Agentに対応した最新バージョンのOSに移行することを強くお勧めします。
  • トレンドマイクロは、すべてのサポート対象プラットフォーム向けに新しいバージョンのDeep Security Agentをリリースできるよう努めています。ただし、古いプラットフォームへの対応を目的に、古いリリースのAgentの利用を推奨する場合もあります。たとえば、Deep Security 11.0におけるWindows 2000向けの最新のAgentは、Deep Security Agent 9.6です。この9.6 Agentは、Deep Security 11.0ソリューション全体の一部となり、このソリューション全体のサポート期間が適用されます。
  • 特定のプラットフォームのサポートを終了する場合は必ず事前に通知します。また、一般提供 (GA) 開始後にソフトウェアリリースのサポートライフサイクルを短縮することは一切ありません。*

* OSベンダによるプラットフォームのサポートが終了すると、OSベンダのサポートなしでは解決できない技術的問題が発生するリスクが生じます。このような状況に陥った場合、トレンドマイクロは、その状況下での制限事項をただちにお客様にお伝えします。こうした状況は、機能喪失につながる可能性がありますのでご注意ください。どのような技術的問題が発生した場合でも、トレンドマイクロは最善を尽くし、その問題に対処します。