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アラートやその他のアクティビティに関するレポートの生成
Deep Security Managerは、PDFまたはRTFの形式でレポートを生成します。ほとんどのレポートには、日付範囲、コンピュータグループ別のレポートなどの設定可能なパラメータがあります。パラメータのオプションは、それらが適用されないレポートの場合は無効になります。1回限りのレポート (単独レポートを設定するを参照) を設定したり、レポートの実行を定期的にスケジュール設定したりできます (定期レポートを設定する)。
単独レポートを設定する
- Deep Security Managerで、[イベントとレポート] タブに移動し、左側の画面で [レポートの生成]→[単独レポート] の順にクリックします。
- [レポート] リストで、生成するレポートの種類を選択します。使用している保護モジュールに応じて、次のレポートを利用可能です。
- アラートレポート: 最も一般的なアラートのリスト
- 不正プログラム対策レポート: 上位25台の感染コンピュータのリスト
- 攻撃レポート: 分析アクティビティを含む概要テーブル(モード別)。詳細については、 攻撃レポートについてを参照してください。
- AWS従量課金レポート: インスタンスサイズとインストールの種類に応じて、1日あたりのAWS従量課金消費 (時間単位) をまとめた表
- コンピュータレポート: [コンピュータ] タブに表示される各コンピュータの概要
- 侵入防御ルールの推奨状況レポート: 侵入防御ルールの推奨設定。このレポートは、一度に1つのセキュリティポリシーまたはコンピュータでのみ実行できます。
- ファイアウォールレポート: ファイアウォールルールおよびステートフル設定アクティビティの記録
- コンピュータフォレンジックス監査レポート: コンピュータ上のAgentの設定
- 変更監視ベースラインレポート: 特定の時間におけるコンピュータのベースライン (タイプ、キー、フィンガープリントの日付)
- 変更監視の詳細な変更レポート: 検出された変更についての詳細
- 変更監視レポート: 検出された変更の概要
- 侵入防御レポート: 侵入防御ルールアクティビティの記録
- セキュリティログ監視の詳細レポート: 収集されたログデータの詳細
- セキュリティログ監視レポート: 収集されたログデータの概要
- 推奨設定レポート: 推奨設定の検索アクティビティの記録
- セキュリティモジュールの累積使用状況レポート: 保護モジュールの現在のコンピュータ使用状況 (累計と100件ごとの合計)
- セキュリティモジュールの使用状況レポート: 保護モジュールの現在のコンピュータ使用状況
- 概要レポート: Deep Securityアクティビティ全体の概要
- 不審なアプリケーション活動レポート: 不審なアクティビティについての情報
- システムイベントレポート: システムアクティビティ (セキュリティ以外) の記録
- システムレポート: コンピュータ、連絡先、ユーザの概要
- テナントレポート: テナント概要
- ユーザおよび連絡先レポート: ユーザと連絡先の内容およびアクティビティの詳細
- Webレピュテーションレポート: Webレピュテーションイベントの多いコンピュータのリスト
- レポートの [形式] で、PDFまたはRTFのどちらかを選択します。(「セキュリティモジュールの使用状況レポート」と「セキュリティモジュールの累積使用状況レポート」は例外で、常にCSV形式で出力されます)。
- PDFまたはRTFのレポートには、オプションで分類を追加することもできます。分類には、「空白」、「TOP SECRET」、「SECRET」、「CONFIDENTIAL」、「FOR OFFICIAL USE ONLY」、「LAW ENFORCEMENT SENSITIVE (LES)」、「LIMITED DISTRIBUTION」、「UNCLASSIFIED」、「INTERNAL USE ONLY」があります。
- [タグ] エリアで、イベントタグを使用してレポートをフィルタできます (イベントデータを含むレポートを選択した場合)。[すべて] はすべてのイベントを、[タグなし] はタグ付けされていないイベントのみを、[タグ] を選択して1つ以上のタグを指定すると指定したタグを含むイベントのみを、それぞれレポートに含めることができます。
- [期間] エリアで、ログの記録期間を任意に設定できます。これは、セキュリティ監査に役立ちます。期間のオプションは次のとおりです。
- 過去24時間: 過去24時間のイベントが含まれます。正時 (0分0秒) に記録を開始および終了します。たとえば、12月5日の午前10:14にレポートを生成した場合、12月4日の午前10:00から12月5日の午前10:00の間に発生したイベントのレポートが作成されます。
- 過去7日間: 過去1週間のイベントが含まれます。週の開始および終了は深夜0時です。たとえば、12月5日の午前10:14にレポートを生成する場合、11月28日の午前00:00から12月5日の午前00:00の間に発生したイベントのレポートが作成されます。
- 前月: 前月のイベントが含まれます。深夜0時に記録を開始および終了します。たとえば、11月15日にこのオプションを選択すると、10月1日の0時から11月1日の0時までに発生したイベントのレポートが送信されます。
- カスタム範囲: 任意の日付と時刻の範囲をレポートに指定できます。レポートでは、開始日が3日以上前の場合、開始時間が深夜0時に変更される可能性があります。
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レポートには、カウンタに保存されたデータが使用されます。カウンタは、イベントから定期的に集計されたデータです。カウンタのデータは、最新の3日間は時間単位で集計されます。現在の時間のデータはレポートに含まれません。3日よりも古いデータは日単位で集計されてカウンタに保存されます。そのため、レポートでカバーされる期間は、最新の3日に関しては時間単位で指定できますが、3日より前になると日単位のみ指定可能になります。
- [コンピュータ] エリアで、データをレポートに含めるコンピュータを選択します。
- すべてのコンピュータ: Deep SecurityManagerのすべてのコンピュータ
- マイコンピュータ: 特定のコンピュータのみの表示権限がある場合は、このオプションを選択すると、表示できるすべてのコンピュータが対象となります。
- グループ: Deep Securityグループのコンピュータ。
- 使用ポリシー: 選択したポリシー (およびオプションでそのサブポリシー) を使用しているコンピュータに、レポートの対象を限定できます。
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コンピュータ: レポートの対象を、選択した1台のコンピュータに限定できます。
複数のコンピュータグループから特定のコンピュータに関するレポートを生成するには、まず該当するコンピュータのみの閲覧権限があるユーザを作成し、「すべてのコンピュータ」レポートを定期的に生成する予約タスクを作成するか、作成したユーザでログオンして「すべてのコンピュータ」レポートを実行します。レポートには、そのユーザが閲覧できるコンピュータのみが記載されます。 - [暗号化] エリアで、現在ログインしているユーザのパスワードか、レポートごとに設定された新規パスワードでレポートを保護できます。
- レポートのパスワードの無効化: レポートはパスワードで保護されません。
- 現在のユーザのレポートのパスワードを使用: 現在のユーザのPDFレポートのパスワードを使用します。ユーザのPDFレポートのパスワードを表示または変更するには、[管理]→[ユーザ管理]→[ユーザ]→[プロパティ]→[設定]→[レポート] に進みます。
- カスタムレポートのパスワードの使用: このレポートのワンタイムパスワードを作成します。パスワードに複雑さの要件はありません。
定期レポートを設定する
定期レポートとは、レポートを定期的に生成して、任意の数のユーザまたは連絡先宛てに配布する予約タスクのことです。
定期レポートを設定するには、[イベントとレポート] タブに移動し、左側の画面で [レポートの生成]→[定期レポート] の順にクリックします。[新規] をクリックします。新規予約タスクウィザードが開き、手順に従って設定プロセスを実行できます。ほとんどのオプションは前述の単独レポートと同じですが、[期間] オプションだけは例外です。
- 過去 [N] 時間: [N] に60未満の値を指定した場合、開始時刻と終了時刻は指定した時間の正時となります。[N] に60より大きな値を指定すると、指定した期間の開始時のデータは時間単位で集計されていないため、レポートの開始時刻は開始日の深夜0時 (00:00) に変更されます。
- 過去 [N] 日間: [N] 日前の深夜0時から現在の日付の深夜0時までのデータがレポートされます。
- 過去 [N] 週間: 過去 [N] 週間のイベントがレポートされます。開始および終了時刻は深夜0時 (00:00) です。
- 過去 [N] か月間: 過去 [N] か月間の暦月のイベントがレポートされます。開始および終了時刻は深夜0時 (00:00) です。たとえば、11月15日に「過去1か月間」を選択すると、10月1日の0時から11月1日の0時までに発生したイベントのレポートが送信されます。
予約タスクの詳細については、Deep Security予約タスクの設定を参照してください。