ポリシーのファイルリストの作成

ファイルリストは、ファイルの再利用可能なリストです。

一般

ファイルリストを使用して、有効なファイルの再利用可能なリストを作成します。メイン画面から、次のことを実行できます。

  • 新規ファイルリスト () を作成する
  • ファイルからインポート () で、XMLファイルから検索ファイルをインポートする
  • 既存のファイルリストのプロパティを確認または変更する ()
  • 既存のファイルリストを複製 (および変更) する ()
  • ファイルリストを削除する ()
  • 1つ以上のファイルリストをXMLファイルまたはCSVファイルにエクスポートする () ([エクスポート] ボタンをクリックして対象をすべてエクスポートするか、リストから選択して、選択または表示された対象のみをエクスポートする)
  • [列の追加/削除] をクリックして列を追加または削除 () する。列の表示順序は、列を表示する位置にドラッグして変更できます。一覧表示されたアイテムは、列の内容でソートおよび検索できます。

[新規] () または [プロパティ] () をクリックして、[ファイルリストのプロパティ] 画面を表示します。

ファイルリストのプロパティ

一般情報

ファイルリストの名前と説明。

ファイル

リストに追加するファイルを入力します。1行ごとにファイル名を1つのみ入力してください。

サポートされている形式

対象の設定では、WindowsとLinuxの両方の命名規則をサポートするため、スラッシュ (/) とバックスラッシュ (\) の区別はありません。

次の表に、ファイルリストに含める対象を定義するのに使用できる構文を示します。

対象 形式 説明
ファイル FILE 場所やディレクトリに関係なく、指定したファイル名を持つすべてのファイルを含めます。 abc.doc
すべてのディレクトリで「abc.doc」という名前のファイルをすべて含めます。「abc.exe」は含めません。
ファイルパス FILEPATH ファイルパスで指定した特定のファイルを含めます。 C:\Documents\abc.doc
「Documents」ディレクトリの「abc.doc」という名前のファイルのみ含めます。
ワイルドカード (*) を使用したファイル FILE* パターンに一致するファイル名を持つすべてのファイルを含めます。 abc*.exe
接頭語が「abc」で拡張子が「.exe」のファイルを含めます。

*.db
対象:
123.db
abc.db
対象外:
123db
123.abd
cbc.dba

*db
対象:
123.db
123db
ac.db
acdb
db
対象外:
db123

wxy*.db
対象:
wxy.db
wxy123.db
対象外:
wxydb
ワイルドカード (*) を使用したファイル FILE.EXT* パターンに一致するファイルの拡張子を持つすべてのファイルを含めます。 abc.v*
ファイル名が「abc」で拡張子が「.v」で始まるファイルを含めます。

abc.*pp
対象:
abc.pp
abc.app
対象外:
wxy.app

abc.a*p
対象:
abc.ap
abc.a123p
対象外:
abc.pp

abc.*
対象:
abc.123
abc.xyz
対象外:
wxy.123
ワイルドカード (*) を使用したファイル FILE*.EXT* パターンに一致するファイル名と拡張子を持つすべてのファイルを含めます。 a*c.a*p
対象:
ac.ap
a123c.ap
ac.a456p
a123c.a456p
対象外:
ad.aa
環境変数 ${ENV VAR} ${ENV VAR} の形式を使用した環境変数で指定されるファイルを含めます。環境変数は、ポリシーエディタまたはコンピュータエディタの [設定]→[一般]→[環境変数のオーバーライド] で定義またはオーバーライドできます。 ${myDBFile}
「myDBFile」ファイルを含めます。
コメント FILEPATH #コメント 対象の定義にコメントを追加できます。 C:\Documents\abc.doc #これはコメントです

割り当て対象

[割り当て対象] タブには、このファイルリストを使用するファイルの名前が一覧表示されています。ファイル名をクリックして [プロパティ] 画面を表示します。