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Deep Security Virtual Applianceのメモリ割り当て

vSphere(NSX-V)NSXデータセンター環境では、Deep Security Virtual Applianceは初期設定で4 GBのRAMを使用します。RAMがさらに必要になる場合は、アプライアンスの設定を変更する必要があります。設定を変更するには、2通りの方法があります。

  • Applianceの設定を変更してからvCenterにインポートします。そうすると、それ以降インストールするすべてのApplianceに反映されます。
  • vCenterにインポートし、ESXiに配置してから、Applianceのメモリ割り当てを個別に変更します。

Applianceに割り当てるRAMのサイズについては、Deep Security Virtual Applianceのサイジングを参照してください。

vCenterに配置する前にApplianceのメモリ割り当てを設定する

このトピックは、NSX-T 3.0 Data Center環境には適用されません。

Applianceの初期設定のメモリ割り当てを変更するには、vCenterにインポートする前にApplianceのOVFファイルで割り当ての設定を編集する必要があります。

  1. ApplianceのZIPをDeep Security Managerにインポートして、Applianceのパッケージフォルダが、<DSM_Install>\temp\Appliance-ESX-<appliance_version>に完全にダウンロードされるのを待ちます。

    ApplianceのZIPは、OVFでメモリ割り当て設定を変更する前にインポートする必要があります。これらのタスクを逆の順番で実行すると、変更したOVFファイルが原因となってデジタル署名の確認でエラーが発生し、その結果インポートが失敗します。

  2. テキストエディタで、<DSM_install>\temp\Appliance-ESX-<appliance_version>にあるdsva.ovfを開きます。
  3. ご使用の環境に合わせて、初期設定のメモリ割り当て (4096MB) を編集します。詳細については、Deep Security Virtual Applianceのサイジングを参照してください。

    <Item>
    <rasd:AllocationUnits>byte * 2^20</rasd:AllocationUnits>
    <rasd:Description>Memory Size</rasd:Description>
    <rasd:ElementName xmlns:rasd="http://schemas.dmtf.org/wbem/wscim/1/cim-schema/2/CIM_ResourceAllocationSettingData">4096 MB of memory</rasd:ElementName>
    <rasd:InstanceID xmlns:rasd="http://schemas.dmtf.org/wbem/wscim/1/cim-schema/2/CIM_ResourceAllocationSettingData">2</rasd:InstanceID>
    <rasd:Reservation>4096</rasd:Reservation>
    <rasd:ResourceType>4</rasd:ResourceType>
    <rasd:VirtualQuantity>4096</rasd:VirtualQuantity>
    </Item>

  4. OVFファイルを保存します。
  5. 複数のApplianceパッケージをDeep Security Managerにインポートした場合は、それぞれの\Appliance-ESX-<appliance_version>フォルダにあるdsva.ovfを変更します。

これで、Virtual Appliance OVFファイルをvCenterにインストールできるようになりました。アプライアンスを配信する(NSX-T 3.x)か、Applianceのインストール (NSX-V)してください。

配置済みのApplianceのメモリ割り当てを設定する

Applianceのメモリ割り当て設定を変更するには、Applianceの仮想マシンをパワーオフする必要があります。Applianceによって保護される仮想マシンは、再びパワーオン状態になるまで保護されません。回避策として、可能な場合はAgentベースの保護を一時的に設定します。
  1. VMware vSphere Web ClientでApplianceを右クリックし、[Power]→[Shut Down Guest] の順に選択します。
  2. 再度Applianceを右クリックし、[Edit Settings] を選択します。仮想マシンの [Properties] 画面が表示されます。
  3. [Hardware] タブで、[Memory] を選択してメモリ割り当ての値を変更します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. 再度Applianceを右クリックし、[Power]→[Power On] の順に選択します。