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Deep Securityのアンインストール

有効化されたAgentまたはRelayをコンピュータから手動でアンインストールした場合、コンピュータはソフトウェアがアンインストールされたことをDeep Security Managerに通知しません。Deep Security Managerの [コンピュータ] 画面で、コンピュータのステータスは状況に応じて「管理対象 (オフライン)」のように表示されます。これを避けるには、Deep Security Managerで次のいずれかを実行します。

  • アンインストールする前にAgentまたはRelayを無効化します。
  • アンインストールした後にリストからコンピュータを削除します。

Deep Security Relayをアンインストールする

Deep Security Relayは、Relay機能を有効にしたAgentです。そのため、Relayを削除するには、Agentをアンインストールする必要があります。

Relayをアンインストールする (Windows)

WindowsでDeep Security AgentやRelayをアップデートまたはアンインストールする際は、Agentセルフプロテクションを無効にしておく必要があります。この操作を行うには、Deep Security Managerで、コンピュータエディタClosedコンピュータエディタを開くには、[コンピュータ] 画面に移動し、編集するコンピュータをダブルクリック (またはコンピュータを選択して [詳細] をクリック) します。の [設定]→[一般] に移動します。[Agentセルフプロテクション] で、[ローカルのエンドユーザによるAgentのアンインストール、停止、または変更を拒否] の設定をオフにするか、ローカルでオーバーライドするためのパスワードを入力します。

Windowsの [コントロール パネル] で、プログラムの追加/削除 を選択します。[Trend Micro Deep Security Agent] をダブルクリックして、[削除] をクリックします。

次のコマンドを使用して、コマンドラインからアンインストールすることもできます。

msiexec /x <package name including extension>

サイレントアンインストールを実行する場合は、/quietを追加します。

Relayをアンインストールする (Linux)

Relayと、Red Hatパッケージマネージャ (rpm) を使用するプラットフォーム (CentOS、Amazon Linux、Oracle Linux、SUSE、CloudLinuxなど) に作成された設定ファイルを完全に削除するには、次のコマンドを入力します。

# sudo rpm -ev ds_agent
Stopping ds_agent: [ OK ]
Unloading dsa_filter module [ OK ]

Relay有効化済みAgentのインストール前にiptablesが有効になっていた場合は、Relay有効化済みAgentをアンインストールするときに再度有効になります。

Deep Security Managerの管理対象コンピュータのリストからRelay有効化済みAgentを削除し、さらにRelayグループから削除してください。

Deep Security Agentをアンインストールする

Agentをアンインストールする (Windows)

WindowsでDeep Security AgentやRelayをアップデートまたはアンインストールする際は、Agentセルフプロテクションを無効にしておく必要があります。この操作を行うには、Deep Security Managerで、コンピュータエディタClosedコンピュータエディタを開くには、[コンピュータ] 画面に移動し、編集するコンピュータをダブルクリック (またはコンピュータを選択して [詳細] をクリック) します。の [設定]→[一般] に移動します。[Agentセルフプロテクション] で、[ローカルのエンドユーザによるAgentのアンインストール、停止、または変更を拒否] の設定をオフにするか、ローカルでオーバーライドするためのパスワードを入力します。
  1. [コンピュータ] 画面に移動し、コンピュータを右クリックして [処理]→[無効化] を選択し、Deep Security Managerを使用してAgentを無効化します。
    Deep SecurityManagerがAgentとやり取りできないためにAgentを無効化できない場合は、次の手順に進む前に以下を実行する必要があります。
    C:\Program Files\Trend Micro\Deep Security Agent>dsa_control --selfprotect 0
  2. コントロールパネルに移動して [プログラムのアンインストール] を選択します。Trend Micro Deep Security Agentを探して、[アンインストール] を選択します。

次のコマンドを使用して、コマンドラインからアンインストールすることもできます。

msiexec /x <package name including extension>

サイレントアンインストールを実行する場合は、/quietを追加します。

Agentをアンインストールする (Linux)

Linuxのバージョンでグラフィカルパッケージ管理ツールが用意されている場合は、ds_agentパッケージを探して、このツールを使用してパッケージを削除します。それ以外の場合は、以下のコマンドラインの手順を使用します。

Agentと、Red Hatパッケージマネージャ (rpm) を使用するプラットフォーム (CentOS、Amazon Linux、Oracle Linux、SUSE、CloudLinuxなど) に作成された設定ファイルを完全に削除するには、次のコマンドを入力します。

# sudo rpm -ev ds_agent
Stopping ds_agent: [ OK ]
Unloading dsa_filter module [ OK ]

Deep Security Agentのインストール前に、iptablesが有効になっていた場合は、Deep Security Agentをアンインストールするときに再度有効になります。

Debianパッケージマネージャ (dpkg) を使用するプラットフォーム (DebianやUbuntuなど) の場合は、次のコマンドを入力します。

$ sudo dpkg -r ds-agent
Removing ds-agent...
Stopping ds_agent: .[OK]

Agentをアンインストールする (Solaris 10)

次のコマンドを入力します。

pkgrm ds-agent

(アンインストール後に再起動が必要になる場合があります)

Agentをアンインストールする (Solaris 11)

次のコマンドを入力します。

pkg uninstall ds-agent

アンインストール後に再起動が必要になる場合があります。

Agentをアンインストールする (AIX)

次のコマンドを入力します。

installp -u ds_agent

Deep Security Notifierをアンインストールする

Windowsの [コントロール パネル] で、[プログラムの追加と削除] を選択します。[Trend Micro Deep Security Notifier] をダブルクリックして、[削除] をクリックします。

コマンドラインからアンインストールするには、次のコマンドを入力します。

msiexec /x <package name including extension>

サイレントアンインストールを実行する場合は、/quietを追加します。

Deep Security Managerをアンインストールする

Managerをアンインストールする (Windows)

Windowsの [スタート] メニューで、[Trend Micro]→[Trend Micro Deep Security Managerアンインストーラ] の順に移動し、ウィザードの手順に従って、アンインストールを完了します。

コマンドラインから上記と同じWindowsのGUIを起動してアンインストールするには、次のコマンドを入力します。

<installation folder>\Uninstall.exe

WindowsのGUIを使用せず、コマンドラインからサイレントアンインストールするには、-qオプションを追加します。

<installation folder>\Uninstall.exe -q

コマンドラインからのサイレントアンインストール中に設定ファイルが維持されるため、後で再インストールする場合、インストーラは既存の設定を使用して修復またはアップグレードします。設定を再度入力する必要はありません。

Managerをアンインストールする (Linux)

コマンドラインからアンインストールするには、インストールフォルダに移動して次のコマンドを入力します。

sudo ./uninstall

サイレントアンインストールを実行する場合は、-qを追加します。

初期設定では、コマンドラインからのサイレントアンインストール中に設定ファイルが維持されるため、後で再インストールする場合、インストーラは既存の設定を使用して修復またはアップグレードします。設定を再度入力する必要はありません。

アンインストール中に設定ファイルを維持しないように選択した場合、後でDeep Security Managerを再インストールする場合は、再インストール前に手動でクリーンナップを実行する必要があります。Deep Security Managerのインストールディレクトリを削除するには、次のコマンドを入力します。

sudo rm -rf <installation location>

初期設定のインストール場所は/opt/dsmです。