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Agentを使用したDeep Security Managerの保護

Deep Security Managerを保護するには、ManagerのホストコンピュータにAgentをインストールし、Deep Security Managerポリシーを適用します。

  1. Managerと同じコンピュータにAgentをインストールします。
  2. [コンピュータ] 画面で、Managerのコンピュータを追加します。この時点でポリシーの適用を選択しないでください。
  3. [コンピュータ] 画面で、新しいコンピュータをダブルクリックして [詳細] 画面を表示し、[侵入防御]→[詳細]→[SSL設定] の順に選択します。
  4. 選択したコンピュータのSSL設定リストが表示されます。[新規] をクリックしてウィザードを開始し、新規SSL設定を作成します。
  5. Managerで使用するインタフェースを指定します。[Next] をクリックします。
  6. [ポート] 画面で、Deep Security ManagerのGUIのポート番号を保護するかどうかを選択します[Next] をクリックします。
  7. SSLの侵入防御分析をこのコンピュータのすべてのIPアドレスで実行するのか、それとも1つのIPアドレスでのみ実行するのかを指定します(この機能は、1つのコンピュータに複数の仮想マシンを設定する場合に使用できます)。
  8. 次に、[Deep Security Manager内蔵のSSL資格情報を使用します] を選択します(このオプションは、ManagerのコンピュータのSSL設定を作成する場合にのみ表示されます)。[次へ] をクリックします。
  9. ウィザードを終了して、[SSL設定] 画面を閉じます。
  10. コンピュータの [詳細] 画面に戻ります。Deep Security Managerポリシーを適用します。このポリシーには、Deep Security ManagerのGUIのポート番号を保護するために必要なファイアウォールルールと侵入防御ルールが含まれています。

これでManagerのコンピュータは保護され、ManagerへのSSLを含むトラフィックはフィルタされます。

SSLトラフィックをフィルタするようにAgentを設定すると、Deep Security Agentからいくつかの更新エラーイベントが返されることがあります。これらは、Managerコンピュータで発行された新しいSSL証明書が原因の証明書の更新エラーです。このエラーを解決するには、Webページを更新し、Deep Security ManagerのGUIに再接続します。

[Deep Security Manager] ポリシーには、Managerをリモートで利用できるように基本のファイアウォールルールが割り当てられています。Managerのコンピュータを別の目的で使用する場合は、追加でファイアウォールルールを割り当てる必要があります。また、このポリシーには、アプリケーションの種類 [Web Server Common] の侵入防御ルールが含まれます。必要に応じて、侵入防御ルールを追加で割り当てることもできます。

アプリケーションの種類 [Webサーバ共通] では通常 [HTTP] ポートリストのポートがフィルタされ、Deep Security ManagerのGUIのポート番号は含まれません。このため、ポリシーの [詳細] 画面の [侵入防御ルール] 画面にあるポート設定にDeep Security ManagerのGUIのポート番号が追加されています

SSLデータの検査の詳細については、SSLまたはTLSトラフィックの検査を参照してください。